研究開発
材料開発・デザイン開発から様々な表皮材、シート、フィルム生産まで独自の技術を培ってきた共和レザー。
培ったナレッジに先進の技術を加え、製品開発に取り組んでいます。
培った経験と先進の技術をもとに
さらなる付加価値を求めて。
共和レザーは、材料開発・デザイン開発から様々な表皮材、シート、フィルム生産まで独自の技術を培ってきました。
これらの積み重ねが市場ニーズへのレスポンスの速さと柔軟な対応を実現しています。
培ったナレッジに先進の技術を加え、製品開発に取り組んでいます。
製品開発・固有技術
共和レザーでは、さまざまな製品を作り出す主な材料としてウレタン・オレフィン・PVC（ポリ塩化ビニル）を使用しています。
これらの材料に長年培ってきた独自の技術を加え、用途に応じた製品を作り出しています。
材料技術
強度や熱、光に対する耐久性などの物性、その他機能性、成型性など、ユーザーに満足していただけるために、共和レザーは提案型の技術開発を進めています。
デザイン開発
色や艶、シボなどの見た目の魅力や、風合い、触感などを表現する技術です。当社技術「LSグレイン」を常に進化させ、デザイン開発を進めています。LSグレインは、CG表現によるOnly1技術です。
― 快適空間を化学する ―
共和レザーは、現状の製品で満足することはしません。
常にさらなる機能性を求めて、快適空間を提供するために進化し続けます。
数多くの菌種に効果を発揮する抗菌剤を採用しています。今までの抗菌剤と違い、菌そのものを殺すのではなく、寄せつけない機能も付与しました。生活環境に繁殖する菌類を広範囲にカバーします。ペット対応の座席用表皮材などに最適です。
活性炭のような微細な孔に臭いを吸着させるのではなく、化学反応によって臭いの分子を取り込みます。一度捕らえた臭い成分を逃さないことと、希薄な臭いも効率よく短時間で消すことができるのが大きな特徴です。アンモニア、イソ吉草酸などの汗の臭いをはじめ、肌によくないVOC成分も強力に吸着します。
白色系や淡色系の採用が増える中、表面に汚れが付きにくく付いても簡単に汚れを拭き取ることができる性能を持っています。防汚剤は、ウレタンをはじめ、TPOなどにも密着性がよくさまざまなタイプの表皮材に適用可能です。
表皮の摩擦抵抗の低減によりシートから発生する「気になる音」を抑制します。
昇温抑制材料の配合により赤外線の吸収を抑え、表皮材の温度上昇を抑制すると共に、車室内の温度上昇抑制にも効果を発揮し省エネルギー（エアコンサポート）に貢献します。
表面デザインを創出する当社のオリジナル技術。独自のデジタル処理技術と特殊シボロール工法の融合により完成した、新シボデザインならびに、シボ創作システムです。
ミクロン単位の微細な彫刻によりデザイン表現の可能性が大きく広がり、デジタル処理により、柄寸法や深度の変化にもすばやく対応可能、繊細できめ細かなシボデザイン表現が可能です。